
🎯 試合概要
- ✅ 日付: 2002年5月13日
- ✅ イベント名: WWE Raw
- ✅ 会場: カナダ・トロント(エア・カナダ・センター)
- ✅ 試合形式: ノーDQマッチ(反則裁定なし)
- ✅ 王座戦: WWE統一王座戦(Undisputed Championship)
🌟 出場選手
ハルク・ホーガン(王者)
赤と黄色の姿でファンの声援を背に完全復活したレジェンド。
2002年4月の「バックラッシュ」でトリプルHを破り王座奪還。nWoを離脱し、古き良きヒーロー像を取り戻し、王者として蘇ったホーガン
リック・フレアー
悪役レスラーとしてリングに帰ってきた“ネイチャーボーイ”。
ビンス・マクマホンとの「WWE共同オーナー抗争」を経て、管理職から悪役レスラーとして完全復帰。巧みな心理戦と老獪な戦術でホーガンに挑む
📖 試合の背景
🔁 レジェンド同士の初のWWE公式王座戦
1980年代のプロレス界を代表する二大巨頭、ハルク・ホーガンとリック・フレアー。
1980年代〜90年代初頭、ホーガンとフレアーはそれぞれWWFとNWA/WCWの顔として業界を牽引してきたが、PPVなどでの直接対決は実現しなかった。
意外にも両者がWWEで1対1の王座戦を戦ったのはこの試合が初であり、プロレスファンにとっては歴史的な一戦。
この試合は、長年ファンが夢見てきた対決――ホーガン vs. フレアー がついにWWEのリングで実現した記念すべき一戦。ベテラン2人によるスローペースな試合ながら、観客の熱狂とレジェンドの存在感が際立つ内容。
🔥 試合の見どころ
- ✅ 試合は反則裁定なしのルールで行われたため、あらゆる攻防が可能に。
- ✅ フレアーは場外戦、金的攻撃、チョップなど得意の汚い戦術を駆使。
- ✅ ホーガンは「ハルクアップ」→「ビッグブート」→「レッグドロップ」の必勝パターンで応戦。
- ✅ 終盤にはXパック&ビッグショーが乱入しホーガンの勝利を阻止、試合はさらに混乱。
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📊 試合評価
カテゴリー | 評価 | コメント |
---|---|---|
試合内容 | ⭐️⭐️⭐️ | レジェンド同士の夢の対決。テンポは遅めだが重みは十分。ゆったりとした展開で、ストーリー性と懐かしさが詰まっている。 |
観客の反応 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | トロントの観客が熱狂。レジェンド同士の対決に大歓声。 |
ストーリーテリング | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | フレアーのヒール心理戦とホーガンの王道展開が好対照。古典的なヒールvsベビーフェイス構図がドラマ性を高めた。 |
感情的なインパクト | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | 夢の対決が実現したという感慨深さが際立つ一戦。 |
➡ 総合評価:8.5 / 10
レジェンド2人が織りなす、記念碑的な対決。
🏆 試合結果
🤘試合結果はクリックで表示
- ✅ 勝者:ハルク・ホーガン(王座防衛)
- ✅ 試合時間:およそ10分
- ✅ レッグドロップ〜ピンフォール
Xパック&ビッグショーが乱入しホーガンの勝利を阻止。
ジャスティン・ブラッドショーがビッグショーをリング外へ、ホーガンにパンチを食らったXパックは場外へ逃亡した。
フレアーはホーガンの足をとって必殺・足四の字固めの体勢に入ったところ、ストーン・コールドがフレアーにスタナー炸裂、ダウンしたフレアーにホーガンがレッグドロップして、ピンフォール。見事に防衛を果たす。
🔍 試合後の展開
- ✅ ホーガンは王座を保持したまま次なる挑戦者・アンダーテイカーとの抗争へ。
- ✅ フレアーはこの敗戦をきっかけに、より悪役としての存在感を強めていく。
- ✅ アンダーテイカーの乱入は、翌PPV「ジャッジメント・デイ」での王座戦へとつながる。
- ✅ ベテラン同士の対決にもかかわらず、ファンの熱狂は衰えず。レジェンドたちの“格”を改めて見せつけた。
📝 総括
この試合は、WWEのレジェンド時代の集大成とも言える一戦。
ホーガンとフレアー、それぞれが自分のスタイルを全うし、観客を魅了。
スピードや技の多彩さではなく、“存在感”と“物語”で見せた一戦。
ホーガンとフレアーというプロレス史に残る2人の巨星が、WWEのリングでついに激突
特に、試合を盛り上げたトロントの熱狂的なファンの反応が印象的で、
懐かしさ・重厚感・ドラマ性…
すべてが詰まったこの試合は、新旧ファンともに必見の名場面。
当時のWWEがいかにレジェンドに支えられていたかを実感できる。