WWE Rewind Chronicles – 🗓️ 2010年後半 ストーリーライン年表

💰 7月ハイライト – マネー・イン・ザ・バンク（カンザスシティ／スプリント・センター）

代表試合

• シェイマス（c） vs ジョン・シナ（WWE王座戦：スチールケージ・マッチ）
• ケイン vs ビッグ・ショー vs クリスチャン vs コーディ・ローデス vs ドルフ・ジグラー vs ドリュー・マッキンタイア vs コフィ・キングストン vs マット・ハーディ（マネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦：世界ヘビー級王座挑戦権）
• ザ・ミズ vs クリス・ジェリコ vs エッジ vs エヴァン・ボーン vs ジョン・モリソン vs マーク・ヘンリー vs ランディ・オートン vs テッド・デビアス（マネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦：WWE王座挑戦権）
• レイ・ミステリオ（c） vs ジャック・スワガー（世界ヘビー級王座戦）
• ケイン vs レイ・ミステリオ（c）（世界ヘビー級王座戦：MITBキャッシュイン）
• ハート・ダイナスティ（c） vs ウーソズ（統一タッグ王座戦）
• アリシア・フォックス（c） vs イヴ・トーレス（ディーバ王座戦）
• レイラ（c）（with ミシェル・マクール） vs ケリー・ケリー（with ティファニー）（ウィメンズ王座戦）
• サンティーノ・マレラ vs ウィリアム・リーガル（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• メインイベントでは、シェイマスがジョン・シナをケージの外に逃げ出す形で下し、WWE王座を防衛。ケージマッチながらネクサスの乱入が混沌を招き、シェイマスは薄氷の勝利で王座を死守。
• ケインがマネー・イン・ザ・バンクを制覇した当夜、レイ・ミステリオを奇襲し現金行使。史上初の同夜キャッシュインで世界ヘビー級王座を奪取し、恐怖の“リベンジ・オブ・ザ・ビッグレッドモンスター”が幕を開けた。
• ザ・ミズがWWE版マネー・イン・ザ・バンクを制覇。傲慢なマイクパフォーマンスを炸裂させ、“I’m The Miz, and I’m Awesome!”の名言で新時代の象徴へ。
• レイ・ミステリオはスワガーを破り王座防衛も、試合直後にケインが乱入。歓喜から絶望へと一転する劇的展開に。
• ハート・ダイナスティがウーソズをサブミッションで下し、安定のタッグ王者として貫禄を見せる。
• アリシア・フォックスはイヴ・トーレスを下し、ディーバ王座を防衛。若きチャンピオンとして着実に地位を固めた。
• レイラがケリー・ケリーを退けウィメンズ王座を防衛。ミシェル・マクールの介入もあり、“レイ・クール”の支配が続く。
• オープニングではサンティーノ・マレラがウィリアム・リーガルを下し、会場をコミカルに温めた。

🌴 8月ハイライト – サマースラム（ロサンゼルス／ステイプルズ・センター）

代表試合

• 14人エリミネーション戦：チームWWE（ジョン・シナ、エッジ、クリス・ジェリコ、ブレット・ハート、ジョン・モリソン、Rトゥルース、ダニエル・ブライアン） vs ザ・ネクサス（ウェイド・バレット、デヴィッド・オタンガ、ヒース・スレーター、ジャスティン・ガブリエル、スキップ・シェフィールド、ダレン・ヤング、マイケル・ターバー）
• ケイン（c） vs レイ・ミステリオ（世界ヘビー級王座戦）
• ランディ・オートン vs シェイマス（c）（WWE王座戦：ラストチャンス・マッチ）
• ビッグ・ショー vs ストレート・エッジ・ソサエティ（CMパンク、ジョーイ・マーキュリー、ルーク・ギャロウズ）（ハンディキャップマッチ）
• メリーナ vs アリシア・フォックス（c）（ディーバ王座戦）
• ドルフ・ジグラー（c） vs コフィ・キングストン（IC王座戦）
• エヴァン・ボーン vs ザック・ライダー（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• WWE最大の抗争「チームWWE vs ネクサス」が遂に激突。試合終盤、負傷離脱していたダニエル・ブライアンが電撃復帰し、観客の大歓声を浴びる。最終的にシナがバレットとガブリエルを連続フォールし、チームWWEが感動の勝利を収めた。
• ケインがレイ・ミステリオを下して世界ヘビー級王座を防衛。試合後、ケインは“棺桶攻撃”でアンダーテイカーへの復讐劇を示唆し、兄弟抗争の序章が始まる。
• オートンとシェイマスのWWE王座戦は反則裁定。激しい打撃戦の末、決着は次戦へ持ち越し。オートンの冷徹な視線が“次の挑戦”を予感させた。
• ビッグ・ショーがストレート・エッジ・ソサエティを圧倒。巨大な拳で3人を次々となぎ倒し、笑顔で観客を沸かせた。
• メリーナがアリシア・フォックスを下してディーバ王座を奪取。復帰戦での戴冠に涙を流し、女子戦線にドラマをもたらした。
• ジグラーとコフィのIC王座戦はネクサスの乱入によりノーコンテスト。王座線が中断され、抗争の余波が全試合に波及する展開に。
• オープニングではエヴァン・ボーンがザック・ライダーを下し、軽快な飛び技で会場のテンションを一気に引き上げた。

👑 9月ハイライト – ナイト・オブ・チャンピオンズ（ローズモント／オールステート・アリーナ）

代表試合

• シェイマス（c） vs ジョン・シナ vs ランディ・オートン vs エッジ vs クリス・ジェリコ vs ウェイド・バレット（WWE王座戦：シックスパック・エリミネーション戦）
• ケイン（c） vs ジ・アンダーテイカー（世界ヘビー級王座戦：ノーホールズバードマッチ）
• ミッシェル・マクール（ウィメンズ王者） vs メリーナ（ディーバ王者）（女子王座統一戦ランバージルマッチ）
• ダニエル・ブライアン vs ザ・ミズ（c）（US王座戦）
• ドルフ・ジグラー（c） vs コフィ・キングストン（IC王座戦）
• ザ・ハート・ダイナスティ（タイソン・キッド & デイビッド・ハート・スミス）、ウーソズ（ジェイ・ウーソ & ジミー・ウーソ）、サンティーノ・マレラ & ウラジミール・コズロフ、エヴァン・ボーン & マーク・ヘンリー、“ダッシング”コーディ・ローデス & ドリュー・マッキンタイア（WWEタッグ王座戦：タッグターモイル戦）
• ビッグ・ショー vs CMパンク（シングルマッチ）
• ジョン・モリソン vs テッド・デビアス（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• WWE王座を懸けた6パック・チャレンジでは、オートンが最後にシェイマスをRKOで沈め新王者に。混戦の中、バレットの野心とジェリコの退場が交錯し、時代の変革を象徴する結末となった。
• ケインが兄アンダーテイカーをノーホールズバード戦で撃破。執念のチョークスラムで“兄殺し”を遂げ、ブラザー抗争はますます深みを増す。
• ミッシェル・マクールがメリーナを下し、ディーバズ王座とウィメンズ王座を統一。長年続いた女子王座二重体制に幕を下ろし、WWE女子部門の新時代が始まった。
• ダニエル・ブライアンがミズをサブミッションで下し、US王座を奪取。テクニカルな極めで観客を唸らせ、“本物のレスラー”としての存在感を確立。
• ドルフ・ジグラーが反則裁定の危機を回避しつつコフィをピンフォール。ヴィッキー・ゲレロとケイトリンのサポートを活かし、IC王座を巧みに防衛。
• ローデス＆マッキンタイアがタッグ・ターモイル戦を制し、新タッグ王者に輝く。若き連合チームが台頭を印象づけた。
• ビッグ・ショーはCMパンクを短時間で粉砕。新たな抗争に突入する可能性を残す試合となった。
• ジョン・モリソンがデビアスを下し、アスレチックなパフォーマンスで観客の歓声を独占した。

💥 10月ハイライト – ヘル・イン・ア・セル（ダラス／アメリカン・エアラインズ・センター）、 ブラッギング・ライツ（ミネアポリス／ターゲット・センター）

代表試合【ヘル・イン・ア・セル】

• ケイン（c）（with ポール・ベアラー） vs ジ・アンダーテイカー（世界ヘビー級王座戦：ヘル・イン・ア・セル）
• ランディ・オートン（c） vs シェイマス（WWE王座戦：ヘル・イン・ア・セル）
• ウェイド・バレット vs ジョン・シナ（シングルマッチ：バレット勝利ならシナはネクサス加入＆シナ勝利ならネクサス解散＆ネクサス介入ならバレット敗北）
• ダニエル・ブライアン（c） vs ジョン・モリソン vs ザ・ミズ（US王座戦：サブミッション・カウント・エニウェア）
• エッジ vs ジャック・スワガー（シングルマッチ）
• ナタリヤ vs ミシェル・マクール（c）（with レイラ）（ディーバ王座戦）
• ゴールダスト & コフィ・キングストン & Rトゥルース vs コーディ・ローデス & ドリュー・マッキンタイア & ドルフ・ジグラー（6人タッグ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント【ヘル・イン・ア・セル】

• 世界ヘビー級王座戦はケインが“地獄の檻”でテイカーを撃破。ポール・ベアラーの暗躍も絡み、兄弟抗争はケインの完全勝利で一段落。
• WWE王座戦はオートンがシェイマスの猛攻を退けて防衛。RKOを決め、HIAC王者としての風格を示した。
• シナ vs バレットは“謎の乱入”が勝敗を左右。裁定はバレットの勝利となり、シナは屈辱のネクサス加入を余儀なくされた。
• US王座戦は場外カウントも有効の関節地獄。ブライアンがサブミッションでミズ＆モリソンを退け、技巧派王者の貫禄を見せた。
• エッジがスワガーをフォールで下し、“誤審撲滅”を掲げる暴走キャラへ移行する布石に。
• ディーバ王座戦はマクールの反則裁定で王座移動なし。ナタリヤは実力を示すも、レイラの介入で無冠に終わる。
• オープニングの6人タッグはベビーフェイス軍が勝利し、会場の空気を一気に温めた。

代表試合【ブラッギング・ライツ】

• ランディ・オートン（c）（with ジョン・シナ） vs ウェイド・バレット（WWE王座戦）
• ケイン（c）（with ポール・ベアラー） vs ジ・アンダーテイカー（世界ヘビー級王座戦：ベリード・アライヴ）
• ブランド対抗14人エリミネーション：チーム・スマックダウン（アルベルト・デル・リオ、ビッグ・ショー、エッジ、ジャック・スワガー、コフィ・キングストン、レイ・ミステリオ、タイラー・レックス） vs チーム・RAW（CMパンク、エゼキエル・ジャクソン、ジョン・モリソン、ザ・ミズ、Rトゥルース、サンティーノ・マレラ、シェイマス）（ブランギング・ライツ・トロフィー）
• ダニエル・ブライアン vs ドルフ・ジグラー（with ヴィッキー・ゲレロ）（インターブランド・シングル）
• ザ・ネクサス（デヴィッド・オタンガ & ジョン・シナ） vs “ダッシング”コーディ・ローデス & ドリュー・マッキンタイア（c）（WWEタッグ王座戦）
• レイラ（c）（with ミシェル・マクール） vs ナタリヤ（ディーバ王座戦）
• テッド・デビアス（with マリース） vs ゴールダスト（with アクサナ）（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント【ブラッギング・ライツ】

• WWE王座戦はシナがセコンドとして板挟みに。終盤シナがバレットを攻撃して意図的DQを誘発、バレットは“勝利”も王座奪取ならず。シナはネクサス命令への反抗心を滲ませた。
• 世界王座の“埋葬戦”はケインがテイカーを生き埋めにして防衛。外的介入も相まって、怪奇抗争はケイン優位で継続へ。
• ブランド対抗14人戦はチーム・スマックダウンが勝利しトロフィーを奪還。エッジら主力の連携が光り、青ブランドの結束をアピールした。
• インターブランド対決はブライアンがジグラーをサブミッションで撃破。緊張感あふれる名勝負で“テクニシャン王者”の評価をさらに高めた。
• タッグ王座戦は“ネクサス組”（オタンガ＆シナ）がベルト奪取。シナは命令に従いつつも複雑な表情で、後の内部分裂の伏線に。
• 女子王座戦はレイラが防衛。ナタリヤは実力差を見せるも王座には届かず、再戦機運が高まった。
• デビアスはゴールダストを下し、ベルト以上に“盗まれたミリオンダラーベルト”を巡る因縁が続行。

🔥 11月ハイライト – サバイバー・シリーズ（マイアミ／アメリカン・エアラインズ・アリーナ）

代表試合

• ランディ・オートン（c） vs ウェイド・バレット（WWE王座戦：フォールorサブミッション決着のみ／特別レフェリー=ジョン・シナ）
• ケイン（c） vs エッジ（世界ヘビー級王座戦）
• 5対5エリミネーション戦：チーム・ミステリオ（レイ・ミステリオ、ビッグ・ショー、クリス・マスターズ、コフィ・キングストン、MVP） vs チーム・デル・リオ（アルベルト・デル・リオ、コーディ・ローデス、ドリュー・マッキンタイア、ジャック・スワガー、タイラー・レックス）
• ナタリヤ vs レイクール（ミシェル・マクール & レイラ）（ディーバ王座：ハンディキャップマッチ）
• ドルフ・ジグラー（c）（with ヴィッキー・ゲレロ） vs カヴァル（IC王座戦）
• ダニエル・ブライアン（c） vs テッド・デビアスJr.（with マリース）（US王座戦）
• ジョン・モリソン vs シェイマス（シングルマッチ）
• ザ・ネクサス（ヒース・スレーター & ジャスティン・ガブリエル）（c）（with デヴィッド・オタンガ、ハスキー・ハリス、マイケル・マギリカティ） vs サンティーノ・マレラ & ウラジミール・コズロフ（WWEタッグ王座戦）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• WWE王座戦は特別レフェリーのシナが大きな鍵に。最終的にオートンがバレットをフォールし防衛成功。規定によりシナは“解雇”処分となり、ネクサスとの因縁は新局面へ。
• 世界ヘビー級王座戦はケイン vs エッジが波乱のドロー裁定。ベルトは動かず、心理戦を含む抗争は継続の様相を強めた。
• ブランド混成の5対5はチーム・ミステリオが勝利。ミステリオとビッグ・ショーを中心に連携が冴え、デル・リオ軍を撃破。
• ディーバズ王座はナタリヤがレイクールの2人を相手にサブミッション勝利。逆境を跳ね返して戴冠し、女子戦線の軸に浮上。
• IC王座戦はジグラーが技巧派カヴァルを退け防衛。土壇場の丸め込みと試合運びで王者の老獪さを見せた。
• US王座戦はブライアンがデビアスJr.からタップを奪い快勝。サブミッション王者として盤石ぶりを示す。
• モリソンはシェイマスを下してシングル戦線で存在感を増大。アクロバティックな攻防で会場を沸かせた。
• タッグ王座はネクサス組（スレーター＆ガブリエル）が防衛。セコンド陣の存在も相まってユニットのベルト保持を維持した。

🪜 12月ハイライト – TLC（ヒューストン／トヨタ・センター）

代表試合

• ジョン・シナ vs ウェイド・バレット（チェアーズマッチ）
• エッジ vs ケイン（c） vs レイ・ミステリオ vs アルベルト・デル・リオ（with リカルド・ロドリゲス）（世界ヘビー級王座戦：TLCマッチ）
• ザ・ミズ（c）（with アレックス・ライリー） vs ランディ・オートン（WWE王座戦：テーブルズマッチ）
• ジョン・モリソン vs キング・シェイマス（WWE王座挑戦者決定ラダー戦）
• ドルフ・ジグラー（c） vs コフィ・キングストン vs ジャック・スワガー（IC王座戦：ラダーマッチ）
• ベス・フェニックス & ナタリヤ vs レイクール（ミシェル・マクール & レイラ）（テーブルズマッチ）
• サンティーノ・マレラ & ウラジミール・コズロフ（c） vs ネクサス（ヒース・スレーター & ジャスティン・ガブリエル）（with ハスキー・ハリス & マイケル・マギリカティ）（WWEタッグ王座戦）
• ダニエル・ブライアン（c） vs テッド・デビアス（with マリース）（US王座戦）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• メインイベントのチェアーズマッチは、ジョン・シナがウェイド・バレットを圧倒し勝利。試合後には大量の椅子をバレットの上に落とす衝撃的なフィニッシュで、ネクサス抗争に終止符を打った。
• 世界ヘビー級王座TLC戦では、エッジがケイン、ミステリオ、デル・リオを相手に勝利し、新王者に。試合はラダー・テーブル・チェアが乱れ飛ぶ混戦となり、エッジが機転を利かせてベルトを掴み取った。
• WWE王座戦ではザ・ミズが巧妙な立ち回りでオートンをテーブルに叩きつけて防衛。狡猾なチャンピオン像を確立しつつある。
• ジョン・モリソンはキング・シェイマスとの壮絶なラダー戦を制して次期WWE王座挑戦権を獲得。ラダーを駆使した華麗な攻防でファンを魅了した。
• IC王座戦はドルフ・ジグラーがコフィ・キングストン、ジャック・スワガーを相手に三つ巴を制して防衛。スニーク勝利で王座を守り抜き、“狡猾な王者”の印象を強めた。
• 女子テーブルズマッチはベス・フェニックス＆ナタリヤがレイクールを撃破。圧倒的なパワーと連携で勝利し、ディーバ戦線の新たな支配者として躍り出た。
• タッグ王座戦はネクサスの反則裁定により王座移動なし。サンティーノ＆コズロフが王座を防衛し、安定感を見せた。
• US王座戦はブライアンがテッド・デビアスをサブミッションで下して防衛。テクニカルな試合運びで“関節技の王者”としての地位を確立した。

🧾 2010年 後半のまとめ：

• “マネー・イン・ザ・バンク元年の爆発力”——ケインが同夜キャッシュインで世界王座戴冠→夏〜秋はテイカーとの怪奇兄弟抗争をヘル・イン・ア・セル／生き埋めで連勝し支配、年末TLCでエッジが奪取して幕引き。
• WWE王座線はシェイマス防衛（マネー・イン・ザ・バンク乱入下のケージ）→サマースラムの“チームWWEvsネクサス”決着後、ナイト・オブ・チャンピオンズの6パックでオートンが新王者→ヘル・イン・ア・セルで防衛、ブラッギング・ライツは“シナ強制介入”で混迷、TLCはミズがテーブル戦で防衛（王者像を確立）。
• “ネクサス旋風”——サマースラムでシナ軍が勝利も、秋はシナが強制加入→ブラッギング・ライツで“意図的DQ”の綱渡り、サバイバー・シリーズでは特別レフェリーとして職を賭けた裁定で解雇→TLCのチェアーズ戦でバレット撃破し実質的に因縁清算。
• “ミズの年”の到来——7月マネー・イン・ザ・バンク制覇→王座線の渦へ。ヒール妙技で年末PPVも防衛し、翌年への覇権宣言。
• “テクニシャン新章”——ダニエル・ブライアンがナイト・オブ・チャンピオンズでUS王座奪取。BRのジグラー戦など名勝負量産、サブミッション王者として台頭。
• IC線はジグラーが巧妙防衛を重ね存在感を固定。
• タッグは夏のハート・ダイナスティ主導から、ナイト・オブ・チャンピオンズでローデス＆マッキンタイア戴冠→秋はネクサス（スレーター＆ガブリエル）→冬にサンティーノ＆コズロフへと移り変わり、“群雄割拠”が加速。
• 女子部門はメリーナ復帰戴冠→ナイト・オブ・チャンピオンズでミッシェル・マクールが女子二冠統一し一本化。サバイバー・シリーズでナタリヤが逆境戴冠、TLCではナタリヤ＆ベスがテーブル戦で“力の象徴”を誇示。
• 2010年後半のキーワードは〈反体制ユニットの侵食×老練ヒールの台頭×新技術派の覚醒〉。混沌を経て、2011年へ向けた“主役再編”がくっきりと見えた。