WWE Rewind Chronicles – 🗓️ 2010年前半 ストーリーライン年表

🏆 1月ハイライト – ロイヤルランブル（アトランタ／フィリップス・アリーナ）

代表試合

• 30人ロイヤルランブル戦：エッジ、ジョン・シナ、ショーン・マイケルズ、トリプルH、CMパンクなど（レッスルマニアで王座挑戦の権利）
• アンダーテイカー（c） vs レイ・ミステリオ（世界ヘビー級王座戦）
• シェイマス（c） vs ランディ・オートン（WWE王座戦）
• ミズ（c） vs MVP（US王座戦）
• クリスチャン（c） vs イゼキエル・ジャクソン（ECW王座戦）
• ミッキー・ジェームス vs ミシェル・マクール（c）（ウィメンズ王座戦）
• ベラ・ツインズ & イヴ・トーレス & ゲイル・キム & ケリー・ケリー vs アリシア・フォックス & ジリアン・ホール & ケイティ・リー・バーチル & マリース & ナタリヤ（10ディーバ・タッグマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• 驚愕の帰還——怪我から復帰したエッジがロイヤルランブルを制覇。最後にジョン・シナを場外へ落とし、レッスルマニア行きの切符を手にした。
• アンダーテイカーがレイ・ミステリオとの体格差をものともせず、壮絶な試合を制して世界王座を防衛。冷酷な“デッドマン”の強さを改めて証明した。
• WWE王座戦では、オートンが反則裁定により敗北。シェイマスが王座を守るも、レガシー内の確執が浮き彫りとなる展開に。
• ミズがMVPを下してUS王座防衛。自信に満ちた若手王者としての勢いを加速させた。
• クリスチャンがイゼキエル・ジャクソンを破り、ECW王座を堅守。技巧派王者としての存在感を発揮した。
• ミッキー・ジェームスがわずか20秒でミシェル・マクールを撃破し、ウィメンズ王座奪還。屈辱を晴らす圧巻の勝利で歓声を浴びた。
• オープニングでは10ディーバ・タッグマッチが華やかに展開。ベラ・ツインズ率いるベビーフェイス軍が勝利し、女性陣のステージを飾った。

⛓️ 2月ハイライト – エリミネーション・チェンバー（セントルイス／スコットトレード・センター）

代表試合

• アンダーテイカー（c） vs クリス・ジェリコ vs レイ・ミステリオ vs ジョン・モリソン vs Rトゥルース vs CMパンク（世界ヘビー級王座戦：エリミネーション・チェンバー・マッチ）
• ジョン・シナ vs トリプルH vs シェイマス（c） vs コフィ・キングストン vs テッド・デビアスJr. vs ランディ・オートン（WWE王座戦：エリミネーション・チェンバー・マッチ）
• バティスタ vs ジョン・シナ（c）（WWE王座戦）
• ドリュー・マッキンタイア（c） vs ケイン（IC王座戦）
• ミズ（c）（with ビッグ・ショー） vs MVP（with マーク・ヘンリー）（US王座戦）
• レイクール（レイラ & ミシェル・マクール） vs ゲイル・キム & マリース（タッグマッチ）
• クリスチャン vs イゼキエル・ジャクソン（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• クリス・ジェリコがアンダーテイカーを下し、世界ヘビー級王座を奪取。試合後、エッジがロイヤルランブル覇者として登場し、レッスルマニアでの挑戦を宣言。
• ジョン・シナがRAWブランドのチェンバー戦を制して王座を奪取するも、直後に登場したバティスタにわずか32秒で敗北。マクマホンの陰謀により王座は再び動く。
• アンダーテイカーは“火傷事件”のアクシデントを抱えながらも試合に臨み、地獄の戦士として意地の戦いを見せた。
• ドリュー・マッキンタイアがケインを下してIC王座防衛。若き王者として確かな存在感を放つ。
• ミズがMVPとの死闘を制し、US王座を保持。ビッグ・ショーとの「ショー・ミズ」タッグの勢いを見せつけた。
• レイクールがタッグ戦で勝利し、“ディーバズ支配”の象徴として女性戦線を掌握。
• オープニングではクリスチャンがイゼキエル・ジャクソンを撃破。ECW終盤を飾る象徴的な戦いとなった。

🌸 3月ハイライト – レッスルマニアXXVI（グレンデール／ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム）

代表試合

• 「ストリーク vs キャリア」アンダーテイカー vs ショーン・マイケルズ（ノーDQ & ノーカウントアウトマッチ）
• ジョン・シナ vs バティスタ（c）（WWE王座戦）
• クリス・ジェリコ（c） vs エッジ（世界ヘビー級王座戦）
• ブレット・ハート vs Mr.マクマホン（ノーホールズバード・ランバージャックマッチ）
• レイ・ミステリオ vs CMパンク
• トリプルH vs シェイマス（シングルマッチ）
• ジャック・スワガー、クリスチャン、ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイア、エヴァン・ボーン、ケイン、コフィ・キングストン、マット・ハーディ、MVP、シェルトン・ベンジャミン（マネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦）
• ランディ・オートン vs コーディ・ローデス & テッド・デビアスJr.（トリプルスレット戦）
• ショーミズ（c） vs モリソン & Rトゥルース（統一タッグ王座戦）
• アリシア・フォックス＆レイクール＆メアリーズ＆ヴィッキー・ゲレロ vs ベス・フェニックス＆イヴ・トーレス＆ゲイル・キム＆ケリー・ケリー＆ミッキー・ジェームス（10ディーバ・タッグマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• 伝説の結末——アンダーテイカーがショーン・マイケルズとの“キャリア vs ストリーク”の死闘を制し、マイケルズの現役生活に終止符を打つ。涙と歓声に包まれた歴史的瞬間となった。
• ジョン・シナがバティスタをSTFで下し、WWE王座を奪還。因縁の抗争に終止符を打ち、正義のヒーローとしてファンの期待に応えた。
• クリス・ジェリコがエッジのスピアーをかわして世界王座防衛。冷静な戦略で復帰直後のエッジを退け、“ベスト・イン・ザ・ワールド”を証明。
• ブレット・ハートがMr.マクマホンに15年越しの報復を果たす。家族のハート一族が囲む中、伝説の遺恨が清算された。
• レイ・ミステリオがCMパンクを下し、ストレート・エッジ・ソサエティへの加入を回避。家族を守る戦士としての誇りを見せつけた。
• トリプルHがシェイマスをペディグリーで粉砕。次世代への壁としてベテランの意地を見せた。
• ジャック・スワガーがマネー・イン・ザ・バンクを制覇。サプライズ的勝利で一気にメイン戦線へ躍り出る。
• ランディ・オートンがレガシー崩壊の混乱を制し、両パートナーを同時に撃破。孤高の捕食者として再起を果たした。
• ショーミズがタッグ戦を短時間で制圧。WWEタッグ部門の完全統一を果たし、圧倒的な連携を披露した。
• 女子部門ではヴィッキー・ゲレロの勝利でヒール軍が勝利。華やかな10人タッグがスタジアムを彩った。

💥 4月ハイライト – エクストリーム・ルールズ（ボルチモア／1stマリナー・アリーナ）

代表試合

• ジョン・シナ（c） vs バティスタ（WWE王座戦：ラストマン・スタンディング・マッチ）
• ジャック・スワガー（c） vs ランディ・オートン（世界ヘビー級王座戦：エクストリーム・ルールズ・マッチ）
• エッジ vs クリス・ジェリコ（スチールケージ・マッチ）
• シェイマス vs トリプルH（ストリートファイト）
• CMパンク（with ルーク・ギャローズ & セリーナ） vs レイ・ミステリオ（ヘア・マッチ）
• ベス・フェニックス vs ミシェル・マクール（c）（ウィメンズ王座戦：エクストリーム・メイクオーバー・マッチ）
• ハート・ダイナスティ vs ショーミズ（ガントレット・マッチ）
• JTG vs シャド・ギャスパード（ストラップ・マッチ）
• コフィ・キングストン vs ドルフ・ジグラー（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• ジョン・シナが壮絶なラストマン・スタンディング戦でバティスタを撃破。車での演出を交えた激闘の末、王座を防衛し、正義の象徴としての地位を不動のものとした。
• ジャック・スワガーがオートンを下し、世界ヘビー級王座を防衛。MITB勝者としての勢いを証明し、若き王者として存在感を示した。
• エッジがスチールケージ内でクリス・ジェリコに復讐。壮絶な試合の末にスピアーで勝利し、ジェリコとの長期抗争に区切りをつけた。
• シェイマスがトリプルHをKO。冷酷なストリートファイトでベテランを沈め、“次世代の破壊者”としての印象を決定づけた。
• CMパンクがミステリオをピンフォールで下し、髪を守り抜く。ストレート・エッジ・ソサエティのリーダーとして完全勝利を収め、宗教的カリスマ性を強調した。
• ベス・フェニックスがミシェル・マクールを破り、ウィメンズ王座を奪取。WWE女子戦線における“グラマゾン時代”を再び到来させた。
• ハート・ダイナスティがショーミズを下し、統一タッグ王座への挑戦権を獲得。ブレット・ハートと共に“ハート一族の再興”を象徴する夜となった。
• JTGが元Cryme Tymeの相棒シャドに勝利。仲間同士の因縁を清算し、新たなスタートを切った。
• オープニングではコフィ・キングストンがドルフ・ジグラーを破り、アスリートとしての勢いを見せた。

🏁 5月ハイライト – オーバー・ザ・リミット（デトロイト／ジョー・ルイス・アリーナ）

代表試合

• ジョン・シナ（c） vs バティスタ（WWE王座戦：“I Quit”マッチ）
• ビッグ・ショー vs ジャック・スワガー（c）（世界ヘビー級王座戦）
• レイ・ミステリオ vs CMパンク（ヘア vs ストレート・エッジ・ソサエティ誓約・マッチ）
• エッジ vs ランディ・オートン（シングルマッチ）
• ハート・ダイナスティ（c） vs クリス・ジェリコ & ザ・ミズ（統一タッグ王座戦）
• コフィ・キングストン vs ドリュー・マッキンタイア（c）（IC王座戦）
• Rトゥルース vs テッド・デビアス（with バージル）（シングルマッチ）
• イヴ・トーレス（c） vs メアリーズ（ディーバ王座戦）
• MVP vs チャボ・ゲレロ（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• ジョン・シナがバティスタとの“I Quit”マッチを制し、壮絶な抗争を完全決着。車の上からのクラッシュを経て、バティスタが「I Quit」と叫ぶ衝撃の結末に。
• ビッグ・ショーがジャック・スワガーを圧倒するも、反則裁定により王座奪取ならず。次回への布石となる展開を残した。
• レイ・ミステリオがCMパンクとの髪切りマッチを制し、ついにストレート・エッジ・ソサエティを崩壊へ導く。試合後、パンクは無情にも断髪される。
• エッジとランディ・オートンは両者リングアウトの結末。元タッグパートナー同士の因縁は決着を見ず、混沌のまま次章へ。
• ハート・ダイナスティがジェリコ＆ミズを下し、統一タッグ王座を防衛。ブレット・ハート率いる新世代“ハート一族”がWWEタッグ戦線を掌握。
• コフィ・キングストンがマッキンタイアを撃破し、インターコンチネンタル王座を奪取。スピードと闘志で新時代の幕を開く。
• Rトゥルースがテッド・デビアスを下し、ミリオンダラーマンの遺志を継ぐ男に痛撃。試合後、バージルが無言の表情を見せる。
• イヴ・トーレスがメアリーズに勝利し、ディーバズ王座を防衛。華やかさと強さを兼ね備えたチャンピオン像を確立した。
• オープニングではMVPがチャボ・ゲレロを下し、観客のボルテージを上げる役目を果たした。

🔥 6月ハイライト – フェイタル4ウェイ（ユニオンデール／ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム）

代表試合

• ジョン・シナ（c） vs ランディ・オートン vs エッジ vs シェイマス（WWE王座戦：フェイタル4ウェイ戦）
• レイ・ミステリオ vs ジャック・スワガー（c） vs ビッグ・ショー vs CMパンク（世界ヘビー級王座戦：フェイタル4ウェイ戦）
• エヴァン・ボーン vs クリス・ジェリコ（シングルマッチ）
• コフィ・キングストン（c） vs ドリュー・マッキンタイア（IC王座戦）
• ザ・ミズ（c） vs Rトゥルース（US王座戦）
• アリシア・フォックス vs イヴ・トーレス（c） vs ゲイル・キム vs メアリーズ（ディーバ王座戦）
• ハート・ダイナスティ & ナタリア vs ウーソズ & タミーナ（6人ミックスタッグマッチ）
• ザック・ライダー vs MVP（シングルマッチ）

抗争ストーリー・主な試合によるセグメント

• メインイベントでは、シェイマスが混戦を制しジョン・シナから王座を奪取。ランディ・オートン、エッジを交えた死闘の末、突如乱入したネクサスの暴走で試合は大混乱に。混沌の中でシェイマスが勝利を奪う衝撃のエンディング。
• レイ・ミステリオがフェイタル4ウェイ戦で世界ヘビー級王座を戴冠。CMパンク、スワガー、ビッグ・ショーを相手に小柄な身体で奇跡の勝利を収め、再び“ルチャの希望”を体現した。
• エヴァン・ボーンがクリス・ジェリコを撃破。圧巻のシューティング・スター・プレスでベテランを沈め、新星としての存在感を示す快挙。
• コフィ・キングストンがマッキンタイアとの長期抗争を制してIC王座を防衛。正統派フェイスとしての実力を誇示した。
• ザ・ミズがRトゥルースを下しUS王座防衛。冷酷な戦術で王者としての自信をさらに強固にした。
• アリシア・フォックスがフェイタル4ウェイで王座を初戴冠。混戦をかいくぐり、女性戦線に新たな風を吹き込んだ。
• ハート・ダイナスティがウーソズとの抗争を制し、ファミリーバトルを制覇。ブレット・ハート譲りの連携で観客を魅了した。
• オープニングではザック・ライダーがMVPに勝利。地元ニューヨークの声援を背に勢いを見せた。

🧾 2010年 前半のまとめ：

• エッジが“電撃復帰→ロイヤルランブル優勝”で最有力挑戦者に浮上。
• 世界王座線は“テイカー牙城崩れる”——ECでクリス・ジェリコが戴冠、以後エッジとの因縁が加速。
• WWE王座は“シナ×バティスタ”が主軸に。エリミネーション・チェンバー直後の電撃移動→レッスルマニアでシナが奪回、エクストリーム・ルールズ“LMS”、オーバー・ザ・リミット“アイ・クイット”まで完全決着。
• “キャリアvsストリーク”はテイカーが制し、ショーン・マイケルズが引退——時代の大転換点。
• ジャック・スワガーがWMのMITB制覇→若き世界王者としてエクストリーム・ルールズでオートン、オーバー・ザ・リミットでショーを退け存在感。
• ERでエッジがケージ戦でジェリコに報復、長期抗争に区切り。
• CMパンク率いるSESとミステリオの抗争は“髪×加入”の攻防で推移し、オーバー・ザ・リミットでミステリオが断髪の報いを与える。
• タッグ戦線は“ショー・ミズ”から“ハート・ダイナスティ”へ主導権移行（エクストリーム・ルールズで挑戦権獲得→オーバー・ザ・リミットで防衛）。
• ミズはUS王座を軸に躍進、若手トップとして台頭を加速。
• IC王座はコフィ・キングストンが春に奪取し、正統派フェイスの柱へ。
• 女子部門は“20秒戴冠”のミッキー（Rumble）→ベスがエクストリーム・ルールズで女子王座奪取→イヴがオーバー・ザ・リミットでディーバ王座防衛→FATAL 4-WAYでアリシアが初戴冠と“移り変わり”が鮮烈。
• FATAL 4-WAYではWWE王座がシェイマスへ、世界王座はレイ・ミステリオへ——“NEXUS乱入”を合図に、夏へ向けて混沌が一気に加速。