🏆 スティング

✅ ニックネーム:“The Icon (象徴)”
✅ キャッチフレーズ:“It’s showtime, folks!(ショータイムだ、みんな!)”
✅ ファイトスタイル:パワーハウス / ブローラー / テクニカルレスラー
📌 基本情報
カテゴリー | 詳細 |
---|---|
本名 | スティーブ・ボーデン |
生年月日 | 1959年3月20日 |
出身地 | アメリカ・カリフォルニア州ヴェニスビーチ |
身長 | 191cm(6フィート3インチ) |
体重 | 113kg(250ポンド) |
デビュー | 1985年 |
引退 | 2024年3月3日(AEWレボリューション) |
シグネチャームーブ | スコーピオン・デスロック(シャープシューター)、スコーピオン・デス・ドロップ(リバースDDT) |
🏆 キャリアハイライト
年 | 実績 |
---|---|
1987年 | WCWデビュー後すぐにトップスターの地位に |
1990年 | グレート・アメリカン・バッシュでリック・フレアーを破り初のWCW世界王座獲得 |
1997年 | WCW最大級の試合でハリウッド・ホーガンを破る(スターケード) |
2001年 | WCW最後の試合(ニトロ最終回でリック・フレアーと対戦) |
2006年 | TNAでNWA世界ヘビー級王座獲得 |
2011年 | TNA殿堂入り |
2014年 | WWEサバイバーシリーズでデビュー |
2016年 | WWE殿堂入り |
2020年 | AEWと契約、まさかの現役復帰 |
2024年 | AEWレボリューションでダービー・アリンと組み、ヤングバックスを破って引退試合を飾る |
📺 名勝負セレクション
- vs. リック・フレアー(1990年グレート・アメリカン・バッシュ) – 初の世界王座獲得
- vs. ハリウッド・ホーガン(1997年スターケード) – NWO抗争の頂点
- vs. リック・フレアー(2001年3月26日WCWニトロ) – WCW最後の試合
- vs. カート・アングル(2007年TNAバウンド・フォー・グローリー) – TNA最高峰の戦い
- vs. セス・ロリンズ(2015年WWEナイト・オブ・チャンピオンズ) – WWE初の王座戦
- vs. ヤングバックス(2024年AEWレボリューション) – ダービーと共に引退試合
📊 WWE 2K20 レーティング(91 / 100)
カテゴリー | 評価 | 解説 |
---|---|---|
攻撃力 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | アイコニックなフィニッシャーを含む激しい攻撃 |
防御力 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 数十年にわたる驚異的なタフネス |
身体能力 | ⭐️⭐️⭐️ | 年齢による衰えはあるが健在の動き |
スタミナ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | 激闘でもパフォーマンスを維持するが、長時間戦にはやや不安 |
カリスマ性 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 歴代屈指のカリスマ性を誇る存在感 |
➡ 総合評価:91 / 100(Aランク)
🔍 分析
スティングは、プロレス史上もっとも長く愛されたアイコンの一人です。
WCW時代には“顔”として、マンデーナイトウォーズの中心人物となり、
TNAでは再びトップに立ち、新たなファン層に影響を与えました。
WWEではケガの影響で短命な活躍となったものの、その登場だけで大きな話題に。
そして最後の舞台となったAEWでは、若手との連携と勇姿でファンを魅了し、
2024年、感動的なラストマッチで約40年のキャリアに幕を下ろしました。
🔥 主なライバルたち
- リック・フレアー(伝説的なライバル関係)
- ハリウッド・ホーガン(WCWを代表するヒーローと悪役の対立)
- NWO(沈黙の戦士としてNWOと激突)
- カート・アングル(TNA時代の名勝負を展開)
- セス・ロリンズ(WWEで唯一の本格的抗争)
♫ 入場曲:「Out From The Shadows」
「Out From The Shadows(影から現れる)」というタイトルは、まさに“沈黙と神出鬼没”の「クロウ・スティング」のキャラクターと“WCWの魂”としてWWEにやってきたことを象徴する音楽。映画のサスペンスやホラーシーンのような雰囲気を演出し、スティングの「一言も発せずに恐怖を与える」キャラクターにぴったり。
- 「Out From The Shadows」(WWEテーマ)
- 「Seek & Destroy」(WCWテーマ)
- 「Man Called Sting」(クラシックテーマ)
- 「Sting’s Last March」(AEW引退テーマ)
🧩 トリビア & 豆知識
- 🎨 「サーファー・スティング」と「クロウ・スティング」
スティングは初期には明るいカラーのフェイスペイントと金髪の髪型で「サーファー風」のキャラクターとして活躍。1996年からは映画『クロウ/飛翔伝説』に影響を受けた黒ずくめの“無言の復讐者”「クロウ・スティング」へ大変身。 - 🕊️ 「WCWの魂」と呼ばれた存在
WCWがWWF(現WWE)に買収されるまで移籍せず、団体に忠誠を尽くした数少ないトップスターのひとり。そのため「WCW最後の象徴」として今も語られる。 - 🎭 試合中でも一切言葉を発しない時期があった
1996年後半から1997年末のクロウ期には、約1年間ほぼ無言でストーリーを進行。天井からワイヤーで降下し、バットを手に立つだけで観客を熱狂させた。 - 🖋️ WWEデビューはキャリア29年目
2014年のサバイバーシリーズでようやくWWEに登場。デビューはなんとプロレス歴29年目という異例の遅さで、ファンの長年の願いが叶った瞬間だった。 - 🎬 スティングのAEWラストマッチは息子のような存在とタッグで
2024年の引退試合(AEWレボリューション)では、自身を「父のような存在」と慕うダービー・アリンと共にヤングバックスと対戦。家族的な絆が込められた、感動的なラストマッチとなった。 - 🪦 本名のスティーブ・ボーデンは「説教牧師」になろうとしたこともある
一時期は信仰に目覚め、引退を考えて宗教活動に専念したいと思っていた時期もある。 - 🎮 スティングはWWE 2K15でゲーム初登場を果たし、ファンを驚かせた
ゲームでのサプライズ登場がWWEデビューの布石になったとも言われている。