🏆 カート・アングル

✅ ニックネーム: “レスリング・マシーン” / “オリンピック・ヒーロー”
✅ キャッチフレーズ: “It’s true! It’s damn true!(本当だ!クソ本当だ!)”
✅ タイプ: テクニカル / グラップラー / レスリングスペシャリスト
📌 基本情報
項目 | 詳細 |
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本名 | カート・スティーブン・アングル |
生年月日 | 1968年12月9日 |
出身地 | アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ |
身長 | 183cm |
体重 | 100kg |
WWEデビュー | 1999年 |
引退 | 2019年(レッスルマニア35) |
シグネチャー・ムーブ | アングルスラム、アンクルロック、ジャーマンスープレックス |
🏆 キャリアハイライト
年 | 業績 |
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1996年 | 首の骨を折ったままフリースタイルレスリングでオリンピック金メダルを獲得 |
1999年 | WWEデビュー、無敗記録を築く |
2000年 | ルーキーながらロックを破りWWE王座獲得 |
2001年 | ストーン・コールドとの抗争に勝利し王座奪還 |
2002年 | ノー・ウェイ・アウトでアンダーテイカーにテクニカル勝利 |
2003年 | レスナーとWrestleMania19で対戦し勝利(後に王座を失う) |
2006年 | WWEを離れTNAへ、主力として君臨 |
2013年 | TNA殿堂入り |
2017年 | WWE殿堂入り、RAW GMとして復帰 |
2019年 | レッスルマニア35でバロン・コービンとの引退試合 |
📖 名勝負セレクション
- vs. ショーン・マイケルズ(レッスルマニア 21)– 両者のベストバウト級、技巧の極み
- vs. ブロック・レスナー(レッスルマニア 19)– 怪物同士の真っ向勝負、レスナーの名シーンあり
- vs. クリス・ベノワ(ロイヤルランブル 2003)– ピュアレスリングの頂上決戦
- vs. アンダーテイカー(ノー・ウェイ・アウト 2006)– 技術と心理戦の応酬
📊 WWE 2K25 レーティング(89 / 100)
カテゴリー | 評価 | 説明 |
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攻撃力 | ⭐⭐⭐⭐ | オリンピック金メダリストとして培ったパワー・スピード・技巧をすべて融合させたスタイル。まさに“レスリングマシーン”と呼ぶにふさわしい |
防御力 | ⭐⭐⭐⭐ | 怪我を抱えながらも常にベストパフォーマンスを発揮する真のプロフェッショナル。立ち上がるタフさは一級品 |
機動力 | ⭐⭐⭐⭐ | レスリング技術に裏打ちされた俊敏さと機敏な切り返し。体格に似合わぬ瞬発力で戦える万能性を持つ |
スタミナ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 長時間の試合でも集中力を切らさず、試合運びをコントロールするリングマスター。スタミナ面でも抜群の安定感を誇る |
カリスマ性 | ⭐⭐⭐⭐ | 真面目なメダリスト、コミカル、ヒールまで演じ切る演技力とマイクスキル。WWEユニバースを熱狂させる多彩な才能は唯一無二 |
➡ 総合評価:89 / 100(Aランク)
🔍 分析
オリンピック金メダリストからプロレス界の伝説へ――
史上最高のレスラーのひとりと称される存在。
オリンピックレベルの実力をバックボーンに持ち、圧巻のテクニックと卓越した試合運びで瞬く間にプロレス界の頂点へと駆け上がった。その姿はまさに、“歴史に残る最も完成されたレスラー”。
テクニック、サブミッション、パワーの三拍子が揃った万能型レスラーでありながら、熱さ・戦略性・観客を魅了する表現力まで兼ね備えた稀有な存在。WWEとTNAの両団体で世界王者に幾度も輝き、常に主役としてスポットライトを浴び続けた。
2019年に引退を迎えた現在も、そのカリスマ性と功績は色あせることなく、多くのレスラーたちの目標であり、ファンに愛され続ける存在。
🔥 主なライバル
- ショーン・マイケルズ – レッスルマニア史上屈指の技巧戦
- ブロック・レスナー – エリートアスリート同士の死闘
- クリス・ベノワ – 緻密な技術のぶつかり合い
- アンダーテイカー – テクニック×怪物の傑作試合
- サモア・ジョー – TNA時代の宿命的ライバル
♫ 入場曲:「Medal 」
“オリンピック金メダリスト”という輝かしい実績と、WWEにおける“傲慢なヒールキャラ”を見事に融合した楽曲で、荘厳で勝利を象徴するようなファンファーレ風のイントロは、まさに栄光の象徴。しかしその裏で、ファンはリズムに合わせて「You Suck!(へなちょこ!)」とコールする――これがカートと観客の間で確立された名物やり取りとなっている。
この「You Suck!」チャントは、当初ヒールとしてブーイングを受けていたアングルに対する揶揄から始まり、彼がトップスターとなった後も愛情と敬意のこもった“儀式”のようなコールとして定着し、アングルのキャリア全体を象徴する瞬間となる。
真面目すぎるオリンピアンと、滑稽なナルシストのギャップを引き立てる、プロレス史に残る入場曲のひとつです。
🧩 トリビア & 豆知識
- 🎖️ 金メダルの裏側
1996年アトランタ五輪で首の骨を2本折ったまま金メダルを獲得。本人曰く「with a broken freakin’ neck(首がぶっ壊れたまま)」は有名な名言に。 - 🎓 WWEデビューが“完璧すぎた”男
1999年のWWEデビュー戦でわずか1年足らずでWWE王座戴冠。しかも、2000年にはヨーロピアン王座・IC王座・王座トリプルクラウンを経験。 - 😂 実は“コメディの天才”
「マジメすぎる男」が、逆に観客に“イジられる”ことで人気者に。バラの花を持ってシャワーシーンをしたり、カウボーイハットを被って踊ったり、真面目すぎるキャラがギャグの宝庫に! - 💪 プロレスセンスは“異次元”
入門からわずか数カ月で基本技術をマスター。シャドウレスリングでも他のレスラーを圧倒し、“レスリングマシーン”の名にふさわしい天才と称される。 - 💥 TNAでの活躍も伝説級
WWE退団後、TNA(現インパクト)でサモア・ジョー、AJスタイルズ、スティングなどと名勝負を連発。TNAを“もう一つのメジャー団体”と呼ばせる立役者の1人。 - 🧊 “You Suck!”チャントは愛の証!?
入場曲「Medal」のリズムに乗せて「You Suck!(お前はクズ!)」とチャントされるのが定番。しかしカート本人は「愛されてる証拠だから嬉しい」と語っており、逆にファンとの絆となっている。 - 🕊️ 引退後もレジェンド枠として活躍中
GMや特別解説、殿堂入りなど、引退後もWWEやプロレス界の“顔”として出演。2023年には息子(ギミック上)ジェイソン・ジョーダンとの再会で話題に。