⭐️ ドミニク・ミステリオ (Dominik Mysterio)

✅ ニックネーム:”ダーティ・ドム”
✅ キャッチフレーズ:”ダーティ・ドム(Dirty Dom)”
✅ スタイル:狡猾なヒール / テクニカル・グラップラー / レガシー・レスラー
📌 基本情報
項目 | 詳細 |
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本名 | ドミニク・グティエレス(Dominik Gutiérrez) |
生年月日 | 1997年4月5日 |
出身地 | アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ |
身長 | 185cm |
体重 | 91kg |
デビュー | 2020年(サマースラムでセス・ロリンズと対戦) |
シグネチャームーブ | 619、フロッグ・スプラッシュ、スリー・アミーゴス |
🔥 主なライバル
- レイ・ミステリオ:親子間の感情がぶつかり合った激しい抗争
- セス・ロリンズ:WWEデビュー戦の相手
- ドラゴン・リー:NXTでの北米王座を巡る実力勝負
- コーディ・ローデス:ジャッジメント・デイの抗争を通じて対立
📖 代表的な試合
- vs. セス・ロリンズ(サマースラム2020 )– デビュー戦
- & レイ・ミステリオ vs. ジグラー&ルード(レッスルマニア・バックラッシュ2021) – タッグ王座戦
- vs. レイ・ミステリオ(レッスルマニア39 – 父と子の衝突)
- vs. ドラゴン・リー(NXT2023 – 北米王座戦)
🏆 キャリアハイライト
年 | 実績 |
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2020年 | サマースラムでセス・ロリンズとデビュー戦 |
2021年 | 父レイ・ミステリオと組み、スマックダウン・タッグ王座を獲得 |
2022年 | 父レイを裏切り、「ジャッジメント・デイ」に加入 |
2023年 | レイとの抗争がレッスルマニア39で決着 |
2024年 | ジャッジメント・デイの一員としてストーリーを展開 |
2025年 | レッスルマニア41でIC王座獲得 |
🔍 分析
父レイ・ミステリオという偉大な存在の影から抜け出し、自らの道を切り開こうとする若きレスラー。
かつては“ザ・ベビーフェイス”として正統派のヒーロー像を担っていたが、ジャッジメント・デイへの加入とともに“ダーティ・ドム”へと変貌。そのキャラクターの転換により、彼はより複雑で奥行きのある存在となった。
試合運びにはまだ粗削りな部分もあるが、ヒールとしての立ち振る舞い、特に観客のブーイングを意図的に引き出す演出力はすでに一級品。その“嫌われることへの覚悟”は、レスラーとしての本気度を物語っている。
「レジェンドの息子」という立場を超え、“自分だけの伝説”を築こうとする彼の姿勢は、WWEの新時代を象徴する成長の物語でもある。
📊 WWE 2K25 レーティング(84 / 100)
カテゴリー | 評価 | 解説 |
---|---|---|
攻撃力 | ⭐⭐⭐ | エディ・ゲレロ譲りのトリビュート技を使いこなし、感情を込めた攻撃で観客に印象を残す。派手さよりも“ストーリー性”のある攻撃が魅力 |
防御力 | ⭐⭐⭐⭐ | ダメージ耐性や受け身の技術はまだ発展途上だが、試合経験を重ねることで着実に安定感が増してきている。大舞台でのプレッシャーにも順応しつつある |
機動力 | ⭐⭐⭐⭐ | 父親譲りの空中技やスピードを活かしたムーブが光る。軽量級としての動きは十分に魅力的で、状況判断のスピードも向上してきた |
スタミナ | ⭐⭐⭐ | 長時間の試合経験が少ないため、持久力には課題があるものの、パフォーマンスの質は年々上昇。今後の成長が楽しみなポイント |
カリスマ性 | ⭐⭐⭐⭐ | 観客のフラストレーションを巧みに引き出すヒールとしての才能が顕著で、ブーイングを逆手に取る存在感。マイクスキルにも進化の兆しが見られる |
➡ 総合評価:84 / 100(Bランク)
♫ 入場曲:「It Is My Time」
ドミニク・ミステリオが“ダーティ・ドム”として本格的にヒール転向して以降のキャラクター性を象徴する入場曲。
反逆的で不穏なトーンは、ジャッジメント・デイのダークな世界観と完全に調和しており、父レイ・ミステリオの陽性で明るいテーマとは真逆の音楽性を持つ。重低音が強調されたビートと、冷たいシンセサウンドが絡み合う構成は、不安定で陰のあるドミニクの心理を表現しているようでもある。
歌詞はほとんどなく、楽曲自体が彼の“語らない怒り”や“抑えきれない反発心”を音で体現しており、入場と同時に観客の感情を逆なでする効果を発揮する。
「It Is My Time(今こそ俺の時代)」というタイトルは、まさに“レイの息子”ではなく“自分自身”として歩み出した彼の決意を象徴しており、サウンドとキャラクターが高いレベルで融合している楽曲と言える。
🧩 トリビア&豆知識
- 👶 初登場はわずか8歳! 2005年のレイ・ミステリオ vs. エディ・ゲレロの抗争で、「親権争い」のストーリーに巻き込まれて登場。このときのラダー戦が今なお語り継がれている。
- 🎭 刑務所帰りギミックは実体験ではない 2022年の逮捕ストーリー後、「プリズン・ドム」としてのキャラを確立。しかし実際には本当に服役したわけではなく、ヒールキャラの演出の一環。
- 🇲🇽 父から受け継いだ“ルチャの魂” 619やフロッグ・スプラッシュなどエディ・ゲレロやレイのムーブを継承。ヒールとなった今でも、技の中に“血筋”を感じさせる要素が残っている。
- 🎤 ヒール転向でマイクスキルが急成長 ベビーフェイス時代はやや地味だったが、観客にブーイングされるようになってからの方が存在感が増した。ヒールとしての毒舌が評価されている。
- 🖤 リア・リプリーとの“疑似カップル”ストーリーが話題に ジャッジメント・デイのリーダー格、リア・リプリーとの甘く危険な関係性がファンの間で人気。SNSでも多くのミームが生まれた。