⭐️ ブロック・レスナー

✅ ニックネーム:“The Beast Incarnate(獣の化身)”
✅ キャッチフレーズ:“Suplex City.(食って、寝て、制圧して、繰り返す)”
✅ スタイル:パワーハウス / レスリング / MMAハイブリッド
📌 基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
本名 | ブロック・エドワード・レスナー |
生年月日 | 1977年7月12日 |
出身地 | アメリカ・サウスダコタ州ウェブスター |
身長 | 191cm |
体重 | 130kg |
デビュー | 2000年 OVW(Ohio Valley Wrestling) |
WWEデビュー | 2002年 メインロースターへ昇格しデビュー |
シグネチャー・ムーブ | F-5、ジャーマン・スープレックス、キムラロック |
🏆 キャリアハイライト
年度 | 活躍内容 |
---|---|
2002年 | デビュー年でKing of the Ring優勝&WWE統一王座獲得 |
2004年 | WrestleManiaでゴールドバーグと対戦後WWE離脱 |
2012年 | UFCヘビー級王者となる WWE復帰、ジョン・シナ、HHH、テイカーと抗争開始 |
2014年 | アンダーテイカーの“WrestleMania無敗神話”を破る |
2015-22年 | WWEユニバーサル王座/WWE王座を複数回戴冠 |
2022年 | ローマン・レインズと王座統一戦で激突 |
📖 名勝負セレクション
- vs. アンダーテイカー(WrestleMania 30 – 無敗神話を終焉)
- vs. ジョン・シナ(SummerSlam 2014 – 圧倒的な支配)
- vs. ローマン・レインズ(WrestleMania 38 – 王座統一戦)
- vs. カート・アングル(WrestleMania 19 – テクニック vs パワー)
📊 WWE 2K25 レーティング(97 / 100)
項目 | 評価 | 解説 |
---|---|---|
攻撃力 | ⭐⭐⭐⭐⭐⭐ | 喰らえば即試合終了級。シグネチャー・ムーブに加え、圧倒的なパワーから繰り出される打撃・スープレックス・サブミッションは破壊力抜群 |
防御力 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 強靭な肉体でダメージを跳ね返すタフさに加え、流血しても一切怯まないメンタルの強さ、トップ選手でなければ太刀打ちできない |
機動力 | ⭐⭐⭐ | 巨体からは想像できない瞬発力を持つが、動きは無駄がなく効率重視、爆発的な一歩に特化したパワーファイター型 |
スタミナ | ⭐⭐⭐⭐ | 基本は短期決着型だが、スタミナ切れを見せることは少なく、ペース配分にも優れ必要な時に必要な力を集中できる計算された持久力 |
カリスマ性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 実績と存在そのものが説得力の塊。言葉少なでも圧倒する、“無言の支配力”はまさにWWEの象徴 |
➡ 総合評価:97点 / 100(Sランク)
🔍 分析
“スポーツエンターテインメント”と“リアル格闘技”の境界を打ち壊した彼は、もはやただのレスラーではない。格闘技とプロレスを融合させた異次元の存在であり、“自然災害”のようにリングを制圧する、21世紀最強のアスリート。
NCAA王者からUFCチャンピオン、そしてWWEでの栄光。さらに、“ストリーク破り”という歴史的偉業まで――その歩みは、驚愕と破壊に満ちている。歓声でもブーイングでもない。観客を支配するのは「恐怖」そのもの。
その象徴たる存在は、今もなおWWEにおける“基準点”として君臨し続ける。
そして彼は、「パートタイム・ドロー」――限られた出場数でありながらも圧倒的な集客力と話題性を持ち、特別な存在として興行を牽引するモデル――を確立。
その姿は、“フルタイムでなければ主役にはなれない”という常識を覆し、業界の選手起用の概念に革命を起こした。
🔥 主なライバル
- ローマン・レインズ – 2人の強者がぶつかる“時代を分けた抗争”
- ジョン・シナ – サマースラム 史上最も一方的な試合を展開
- アンダーテイカー – 無敗伝説を破った男として歴史に刻まれる
- コーディ・ローデス – 最近の白熱した抗争も記憶に新しい
🎵 入場曲:「Next Big Thing」
2002年、WWEメインロースター昇格時から現在に至るまで使用されているこの楽曲は、轟音のようなドラムが鳴り響くイントロで幕を開け、選手だけでなく観客までも一瞬で静まり返らせる。
その瞬間、会場には期待と恐怖が交錯する緊張感が走る。重厚に刻まれるビートは、まるで“ビーストの足音”。まさに “The Beast Incarnate(獣の化身)”ブロック・レスナーのために生まれた曲である。
「Next Big Thing」は、“時代を壊す者”としてWWEの歴史に爪痕を残してきたレスナーを象徴する、破壊と支配を体現するサウンド。
その一音一音が、WWEファンの記憶に深く刻まれた入場テーマの金字塔である。
🧩 トリビア & 豆知識
- 💥 最年少WWE王者記録
2002年、わずか25歳でWWE王座を獲得。当時の最年少記録として歴史に名を刻んだ。 - 🏋️♂️ NCAAレスリング王者
大学時代にはNCAAディビジョン1でヘビー級王者に。アマチュアレスリングの名門出身で、基礎からエリート。 - 🧬 ポール・ヘイマンとの最強タッグ
デビュー当時から現在に至るまで、マネージャーのポール・ヘイマンとは切っても切れない関係。彼の名台詞「My name is Paul Heyman…」はファンの間でも伝説。 - 🥋 UFCヘビー級王者にも君臨
プロレスラーから異例の転身でUFCヘビー級チャンピオンに。WWEとUFC両方で頂点を極めた唯一の存在。 - 🛫 シューティング・スター・プレスの悲劇
WrestleMania 19でシューティング・スター・プレス!着地に失敗し首を負傷、今も語り継がれる危険な名場面。 - 🌾 実は自然派な田舎暮らし
カナダのサスカチュワン州の牧場で静かに生活。狩猟や畑仕事を好む、田舎を愛する“野生派”。 - 🧢 “パートタイム”でも圧倒的主役
年間数試合しか出場しないパートタイマーながら、登場すればWWEの中心に君臨。これが「パートタイム・ドロー」モデルの象徴的成功例。 - 🧑🍳 意外と家庭的?
妻は元WWEディーバのセイブル。家庭では3児の父。リングでは破壊王でも、家庭では子煩悩な一面も。 - 🛡 “ストリーク”を止めた男
WrestleMania 30でジ・アンダーテイカーの無敗記録(21連勝)を止めた伝説の試合は、今なお語り草。 - 🎶 タイタントロンなしで登場
レスナーの入場では基本的に映像演出なし。曲が鳴るだけで会場の空気が凍る、“恐怖そのもの”の存在。